小平も認める高木美帆の存在感
自信の4年間を経て5種目挑戦の五輪へ

1500メートル代表の3人に小平も太鼓判

1500メートルで直接対決をした小平(左)と高木美帆。レース後には小平が美帆をねぎらう様子も見られた 1500メートルで直接対決をした小平(左)と高木美帆。レース後には小平が美帆をねぎらう様子も見られた【写真は共同】

 12月29日から31日までエムウェーブ(長野)で行われた、北京五輪スピードスケート日本代表選考会。最終日に女子1500メートルのレースを終えた高木美帆(以下、美帆)は、その背中にふれてねぎらった同走の小平奈緒に応えている。日本女子をけん引する二人は、並んで滑りながら観客に手を振った。  1500メートルの世界記録保持者である美帆は、W杯での好成績により既に五輪代表入りが確定していたが、この選考会でも貫禄の滑りを見せて優勝した。一つ前の組では姉である高木菜那(以下、菜那)が気迫のこもったレースを展開し、2位に入っている。最終組で美帆とともに滑った小平(500メートル・1000メートルで北京五輪代表に選出)は3位。美帆・佐藤綾乃が既に代表入りを決めており、小平は3枠のうち一つだけ残っていた1500メートルの代表枠を菜那に譲る形になった。  レース後の囲み取材で、小平は「今日は菜那選手との残り1枠の勝負だと思っていた」と振り返っている。 「そういった中で菜那選手もしっかりと気合いを入れて素晴らしいレースをしてくれたので、気持ちがいいレースができたかなと思います」 「悔しさはあるか」と問われた小平は「本当に、まったくないですね」と答え、このように続けた。 「自分のベストを尽くしたというところですごくすっきりしていますし、今日の菜那選手は本当に素晴らしい滑りだったと思うので『頑張って』という思いでいます」  小平は「安心して3人に1500メートルを託せる」とも語っている。

小平も「ワクワク」して臨んだ直接対決

 2018年平昌五輪の500メートルで金メダリスト、1000メートルで銀メダリストとなった小平は、長年日本女子を引っ張ってきた存在でもある。平昌五輪の1500メートルで銀・1000メートルで銅を獲得した美帆と同走することについて、小平は「世界一の1500メートルのスペシャリストということで、スタート前からすごくワクワクしていて」と振り返った。 「『できるだけ高木(美帆)選手の背中を見ていたいな』という思いがあった。どこまで食らいつけるかという自分自身の挑戦があって、その中で彼女の後ろ姿から学べるものがあったかな」  報道陣に美帆はどういう存在なのか問われた小平は、長くナショナルチームのメンバーとして共に過ごしてきた月日を回顧している。 「2010年のバンクーバーオリンピックから共に世界を渡り歩いてきて、当時は(美帆は)15歳、中学3年生だったのですが、『本当にここまで大きく成長してくれたな』と。想像を超えるぐらい、多くの彼女らしい挑戦をしている姿を見てすごく頼もしいと思いますし、今彼女自身がトライしようとしていることを応援したいなという気持ちはすごく持っています」

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